お名前.comでドメインを取得する際に、不覚にもWhois情報公開代行の設定を忘れた人に問いたい。
その無駄なドメインをどのように運用するのか…
- 契約期間が過ぎるまで放置するのか
- 年間1,029円ものお金をドブに捨てるのか
- 代行せずにWhois情報を公開するのか
以上、3つの選択肢で悩んでいる方に朗報です。
それは、ドメインの管理を他のドメイン管理会社に移せばいいということです。
万が一、お名前.comでドメインの取得時にWhois情報公開代行の設定を忘れた場合は、ドメインを移管する以外選択肢はないと思っています。
他のドメイン取得業社でも無料で行っているWhois情報公開代行を、年間1,029円支払う人なんているのか疑うレベルです。
1,029円を支払う価値があるサービスであれば喜んで払いますが、他の業者では無料サービスであるためわざわざ有料にしている時点で僕的には「これはないな」と思っています。
ドメインの移管を決意したら、早速移管先のドメイン取得業社の選定をしていきます。
ドメインの移管先はスタードメインを選択します。スタードメインはドメインを安価に運用するのに適した業者です。
移転先をスタードメイン、移転元をお名前.comとし以下よりドメインの移管方法を説明していきます。
お名前.comでの移管手続き
お名前.comではドメイン移管時に必要なAuthCodeの確認を行っていきます。
お名前.comのtopページから、ドメインNAVIへログインして下さい。
次に、お名前ID(会員ID)とパスワードを入力しログインして下さい。
移動先の画面でnaviTOPタブを選択し、移管させたい対象ドメインを選択します。
対象ドメインのAuthCodeが表示されているのが確認できます。このAuthCodeはスタードメインへ移管する際に必要なのでコピーしておいて下さい。
スタードメインでの移管手続き
お名前.comでAuthCodeの確認がとれたら、今度はスタードメインで移管手続きを進めていきます。
スタードメインのtopページからログインをクリックする。
ネットオウルのログインページに移動したら、メールアドレスとパスワードを入力しログインする。
ログイン後、管理画面の左サイドバーよりスタードメイン管理をクリックする。
次に、赤枠内の移管申請をクリックする。
移管するドメインを入力しドメイン名をチェックする。
チェックの結果、移管可能であれば移管できますの結果が表示されるので、問題がなければ申請するをクリックする。
決済画面に移動するので、この内容で決済する(確定)をクリックする。
以上で、移管申請の受付が完了しました。
受付が完了すると以下のメールが届きますので、メール内にあるURLをクリックして申請の承認を行ってください。
URLをクリックすると以下のページに移動するので、移管を承認する[APProVE](確定)をクリックして下さい。
以上で、ドメインの移管承認作業は完了です。
ドメイン移管申請の結果
ドメイン移管の承認が完了してから、数日後以下のようなメールが届きます。
移管申請ドメインの移管未完了の場合(移管できなかった場合)
メール内容のとおり、ドメインの移管が完了できなかったようです。
ドメインを移管する場合は、ドメイン移管先の規約を必ず確認して下さい。ドメインの移管が完了できなかった場合、別途手数料が発生する場合があります。
- ドメインの有効期限が切れている(失効している)場合
- ドメインの有効期限が7日以上残っていない場合
- 移管元ドメイン登録業者でドメイン登録を行ってから、60日が経っていない場合
- 移管元ドメイン管理業者が移管を認めていない、またはレジストラロックをかけている場合(移管前に移管元ドメイン管理業者に必ずお問い合わせください)
- ドメインのWhois情報において、ドメイン登録者連絡先( registrant contact )として 自分のメールアドレスが登録されていない、または、 そのメールアドレスでメールを受信できない場合
- 当サイト規約に同意できない、または、違反している場合
- ドメイン紛争規約に同意できない、または、違反している場合
スタードメイン:よくある質問/移管申請で注意することは何ですか?
移管申請ドメインの移管完了(移管できた場合)
以下のような、移管完了メールが送られてきます。
そして、数分すると移管先の業者の規約に同意して下さいという趣旨のメールが送付されます。
メールに記載されているURLをクリックして規約を同意すれば、全て完了です。
まとめ
ドメインの取得を繰り返していくと、どうしても細かい規約やチェック項目を見落としがちになります。
僕の場合は、ドメイン移管という1,000円程度の損失ですが、先のこと考えて移管したのは間違っていなかったと思います。
お名前.comでWhois情報公開代行にチェックを入れ忘れてしまった方は、今からドメインの移管を行ってみてはどうでしょうか?
確かに初年度の必要経費は増加しますが、個人情報の公開という最悪の事態はさけられますよ。
では。